【マーケティング入門】7種類のマーケティングキャンペーンを事例をもとにご紹介

マーケティングキャンペーンとは、マーケティング目標を達成するために行う、組織的、戦略的な一連の取り組みのことです。

 

マーケティングキャンペーンとは、ビジネスにおける目標を達成するために戦略的にマーケティングを行うことを言います。

 

計画なくメッセージやコンテンツを公開するのではなく、キャンペーンとして目標を設定し、コンテンツ内容やコミュニケーション方法を戦略として構築し、最後に結果の効果測定まで行われます。

 

このように、目標を持った上で戦略を練ることでパフォーマンスが上がるだけでなく、マーケティング活動の成果をよりよくコントロールすることができます。

 

また、キャンペーンには様々な形やコミュニケーションが存在します。今回はどんな企業でも活用できる7種類のマーケティングキャンペーンをご紹介いたします。

 

目次

・プロダクトマーケティングキャンペーン

・販売促進キャンペーン

・ブランド認知度向上キャンペーン

・メールマーケティングキャンペーン

・ソーシャルメディアキャンペーン

・PRキャンペーン

・360°マーケティングキャンペーン

・まとめ

 

プロダクトマーケティングキャンペーン

プロダクトマーケティングキャンペーン

プロダクトマーケティングキャンペーンとは、企業がある商品を新たに市場にローンチする際に行われるものです。

 

このキャンペーンは商品のライフサイクルの中でも最も重要なキャンペーンのひとつで、多くの企業が新商品を発売する際に様々な形でキャンペーンを行っています。

 

なぜ、プロダクトマーケティングキャンペーンは商品のライフサイクルの中で、重要度が高いとされるのでしょうか?

 

世の中には数え切れないほど、ブランドや商品が存在しています。

消費者としてポテトチップスをスーパーに買いに行ったとして、どんなスーパーでも10種類ほどの選択肢があますよね。

このように、同じカテゴリーに対してたくさんの選択肢が存在する市場では、商品を発表する方法にもこだわらなければなりません。

 

また、競合がない商品だったとしてもその商品の存在意義、必要性を知ってもらうなど、プロダクトマーケティングキャンペーンにおける目的は様々です。

 

このようなキャンペーンは、Go-to-Marketキャンペーンとも呼ばれたりします。

 

 

販売促進キャンペーン

販売促進キャンペーン

販売促進キャンペーン

 

このマーケティングキャンペーンでは、商品やサービスの需要を喚起するために行われる短期的なキャンペーンのことを言います。

 

多くの場合、販売促進キャンペーンの目的は、売り上げを伸ばすことです。

セールや期間限定のキャンペーン、クーポンの配布などが考えられます。

その他にも購入の際、消費者に生じる送料の負担などを期間限定で無くすことで、消費者に「今だけしかお得に買い物できない!」という切迫感を与えることができます。

 

これらは全て消費者が商品を購入する際の意思決定のスピードを上げることが目的なのです。

 

一時的な割引は他のキャンペーンと比べると、すぐに結果をもたらすことが多いため、マーケティング担当者にとってこうしたキャンペーンを何度も利用したくなるかもしれません。

 

しかし、恒常的にこのような値下げやクーポンの配布などのキャンペーンを行うと、ブランドの価値を下げてしまいかねません。

消費者は「今だけ」に弱いのであって、「いつも安いもの」には価値を感じなくなります。

 

値引き以外にで販売促進ができる方法としては、商品を購入した人にノベルティをプレゼントしたり、送料を無料にすることができます。

 

 

ブランド認知度向上キャンペーン

ブランド認知度向上キャンペーン

ブランド認知キャンペーンは、ブランドとそのブランドを象徴するものを強調し、認知度を向上させることが目的のマーケティングキャンペーンになります。

 

基本的にブランド認知キャンペーンは他のキャンペーンと比べると、ダイレクトなコミュニケーションではなく、間接的なコミュニケーションになります。

 

キャンペーンで使用されたコンテンツやメッセージを見た消費者は、その時に「商品を買おう!」とは思わないかもしれませんが、そのブランドのファンになるかもしれません。

 

そして、ブランドにおいてファンの存在はものすごく重要ですので、このブランドの認知度を上げるためのキャンペーンはブランドにとって重要な役割なのです。

 

つまり、割引をキャンペーンとして提供する代わりに、マーケティング担当者は自分たちのブランドが何者にも左右されないことを様々なコミュニケーション方法で消費者に伝えるのです。

 

Appleはこの点において、全てのブランドの中でも頭ひとつ抜けて有名なブランドコミュニケーションとされています。

彼らのタグラインである「Thisnk Different(人と違うことを考える)」は、一切iPhoneのことについて語っていません。

 

しかし、このコミュニケーションに人々は魅了され、ブランドのファンになることでiPhone=少し個性的な人、クリエイティブ などといった印象が作り出されたのです。

 

このように、消費者行動の動機となる要素は価格だけではありません。

時には、私たちは「気分が良くなる」から物を買うこともあります。

あるいは、その企業、ブランドが私たちと同じ価値観を持っているからかもしれません。

あるいは、その商品を購入することで、エリートクラブに入会したような気分にさせてくれるからかもしれません。

これらは、説明のつかない感情である場合もあります。

 

ブランド認知向上のキャンペーンは、こうしたさまざまな購買要因を喚起するための感情的・認知的なトリガーなのです。

そして、消費者があるブランドを意識すればするほど、買い物の際にそのブランドを思い出す可能性が高くなります。

 

 

メールマーケティングキャンペーン

メールマーケティングキャンペーン

メールマーケティングキャンペーンとは、簡単に言えばメールチャネルを通じて、消費者とコミュニケーションが行われるマーケティングキャンペーンのことです。

 

このタイプのキャンペーンは、以下のような用途によく使われます。

 

・トラフィックの生成

・リードナーチャリング

・販売促進

・ニュースレターの配信

 

メールマーケティングの優れた点は、オウンドマーケティングチャネルを使用して、「適切な」オーディエンス(つまり、あなたのブランドを知っていて、直接のコミュニケーションを許可した人々)とコミュニケーションをとることができる点です。

 

ブランドからの情報を受け取ることを望んでいない人々からすると、いくらお得な情報が記載されたメールでも、目を通さない可能性の方が高いですが、ブランドからの情報を希望している人は高確率でメールを開封するでしょう。

 

また、メールマーケティングのもう一つの利点は、指定したトリガーに基づいて自動的に実行(または停止)されるワークフローを作成することで、完全に自動化することができる点です。

 

例えば、メール内のリンクをクリックしたり、カートを放棄した顧客のリストを作成したりすることができます。

このようなフォローアップによって、顧客の購買行動をよりスムーズにサポートすることができるのです。

 

 

ソーシャルメディアキャンペーン

ソーシャルメディアキャンペーン

メールキャンペーンと同様に、ソーシャルメディアキャンペーンが他のタイプと異なるのは、ターゲットオーディエンスにリーチするためにソーシャルメディアプラットフォームを活用するということです。

 

また、メールマーケティングと同様に、ソーシャルメディアではあなたのブランドをフォローしている、もしくはあなたのブランドのことをもっと知りたいと思っているオーディエンスと直接対話することができます。

 

しかし、メールとは異なりソーシャルメディア上のメッセージは、フォロワーを超えて他のオーディエンスにも素早く広がり、多くのオーディエンスに有機的にリーチすることが可能ということです。

 

さらに、ソーシャルメディアでは有料広告を活用することでメッセージのリーチを広げることができます。

そのためには、場所、年齢、興味など、さまざまな要素に基づくターゲティングを活用し、ターゲットに刺さるようなコンテンツやメッセージを用意しましょう。

 

ソーシャルメディアは多くの可能性を秘めており、以下のようなさまざまな目標に最適です。

 

・トラフィックの生成

・コミュニティの構築

・ブランドの認知度向上

・UGCの促進(ユーザー生成コンテンツ)

 

 

PRキャンペーン

PRキャンペーン

PRキャンペーンは、メディアや一般大衆とのコミュニケーションを管理することで、ブランドの認知度にポジティブな影響を与えるために行われます。

 

PRがマーケティングの一部とみなせるかどうかについては議論の余地があるのですが、確かなことは、マーケティングキャンペーンと同様にPRキャンペーンは商品やサービスの需要に影響を与え、その結果売上に大きな影響を与えることができるということなのです。

 

しかし、PRのユニークな点はマーケティングとは異なるタイプのコミュニケーションを用いることです。

例えば、マーケティングキャンペーンでは、割引などの「お得感」などで消費者に直接的に需要を喚起することができますが、PRキャンペーンは決してそのようなコミュニケーションではありません。 

 

基本的にPRキャンペーンでは、その商品がターゲットユーザーにとっていかに価値があるかをプレスリリースで伝えることによって消費者に需要を喚起するのです。

 

PRキャンペーンは、キャンペーンの目的が以下のような場合に有効です。

 

・ブランドにとって重要なアイデアを宣伝する

・ブランドイメージの構築

ブ・ランドの信頼性とステータスを向上させる

・口コミを増やす

・メディアから注目を集める(そのリーチを利用する)

 

 

360°マーケティングキャンペーン

360°マーケティングキャンペーン

360°マーケティングキャンペーンとは、複数のマーケティングチャネルを通じ、まとまったメッセージを用いて商品やサービスを宣伝することです。

 

例えるなら、ソーシャルメディアキャンペーンやEメールキャンペーンで1つのチャネルを使うのに対し、360°マーケティングキャンペーンはこれらのチャネルの両方もしくはそれ以上のチャネルを使い、同様のキャンペーンメッセージを伝えていくのです。

 

さらに、先に述べたプロダクトマーケティングキャンペーンのように、複数のチャネルを使用し、統一されたメッセージを持つキャンペーンであれば、他のタイプのキャンペーンでも360°キャンペーンになり得ます。

 

“複数のチャネルの使用とまとまったメッセージ” これが360°キャンペーンのポイントです。

 

消費者とコミュニケーションを取ることが出来るマーケティングチャネルが多ければ多いほど、キャンペーン中にリーチできる人数が増え流のです。

また、1つのまとまったメッセージを何度も繰り返すことで、消費者があなたのブランドのことを深く理解し、その結果、消費者はブランドの提供しているサービスや商品について覚え、購買行動に結びつきやすくなるのです。

 

この2つの利点から、360°マーケティングキャンペーンは、リブランディング、新商品紹介、または単にメッセージのリーチとインパクトを最大化するための理想的な選択肢となります。

 

 

まとめ

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回はマーケティングキャンペーンの種類を詳しくご紹介いたしました。

マーケティングキャンペーンと一言で言っても、様々な形態があります。まずはその種類について知ることが効果のでるマーケティングキャンペーンの構築には欠かせません。

また、マーケティングキャンペーンを実施する際は、まずキャンペーンで達成したい目標について考えてみてください。例えば、売上を短期間で伸ばしたいのであれば、ブランド認知キャンペーンよりも販売促進キャンペーンの方が短期間で良い結果を得られるでしょう。

 

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著者紹介

代表取締役CEO
1985年生まれ。岩手県出身。
SEO/Web広告運用/サイト分析・改善など、Webサイトの運用改善を得意としています。