WordPressでサイトを作ったのに、アクセス解析ができていないのはもったいないです。様々なツールがあるので、目的や用途に合わせて選んでいきましょう。結果をさらなるアクセス流入やサイト改善に生かしていきましょう。2021年の最新状況をお知らせします。
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WordPressのアクセス解析方法
WordPressでブログやサイトを作成した後、どのような人に読まれているのか、どのくらいアクセスがあるのかなど知りたいのではないでしょうか。そのデータを調べるためにツールを導入する方法としては、Googleアナリティクスやサーチコンソールとの連携が有名です。
これ以外にも、WordPressであれば、アクセス解析のプラグインをインストールすることで、管理画面から直接データを確認できるようになる便利な方法もあります。
GoogleアナリティクスとWordPressを連携する方法
無料で使えるGoogleアナリティクスは便利なアクセス解析ツールですが、WordPressで作成したサイトと連携しなければデータを取得することができません。最初に連携方法を見ていきます。
まず、Googleアナリティクスのアカウントを持っていない場合は作成します。Googleアカウントを持っていれば、そのアカウントでログインすることができますが、できればサイトと関連したアドレスを使ってログインしたいです。
Googleアナリティクスにログインしたら、アカウントのプロパティ(サイト情報など)を追加します。手順に沿って行くとサイト用のトラッキングコードが発行されます。
トラッキングコードを含むタグをコピーし、WordPressのテーマ内に貼り付けていきます。テーマのエディター内でhead.phpというファイルを探します。<head>の下に先ほどコピーしたタグを貼り付けて保存すれば、Googleアナリティクスに認識されるようになります。
head.phpの記述が違っていると認識されませんので注意してください。また、タグを貼り付けても認識されるまでに数日はかかります。
Google アナリティクスと連携できるおすすめプラグイン
Googleアナリティクスの内容をWordPressの管理画面で確認できるプラグインは、いくつかあります。
Google Analytics by MonsterInsights
プロ仕様の機能を使用する場合は有料ですが、無料でもしっかりとデータを収集でき、日本語にも対応しているアクセス解析専用プラグインです。インストールすると手順に沿って行けばWordPressとの連携も簡単です。
<リンク>
MonsterInsights – Google Analytics Dashboard for WordPress (Website Stats Made Easy)
All in SEO Pack
WordPressでSEO対策ができるプラグインとしても有名ですが、GoogleアナリティクスID を設定で入力することで、連携してアクセス解析もできてしまう優れものです。Googleサーチコンソールとの連携もできます。
<リンク>
All in One SEO – 最高の WordPress SEO プラグイン – SEO ランキングを簡単に改善
独自のアクセス解析ができるおすすめWordPressプラグイン
一方、Googleアナリティクスと連携しなくてもアクセス解析ができるプラグインもあります。Googleアナリティクスと連携させるのが少し面倒だったり、画面を切り替えずにチェックできる方が良いという方におすすめです。
WP Statistics
Googleアナリティクスと連携しなくてもサイトのデータを管理画面から確認できるアクセス解析プラグインです。閲覧数はもちろん、参照元、検索キーワードなどをチェックできて便利です。GeoIPの設定を行うとユーザーの居住国や都市もわかります。
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UserHeat
少し変わり種のアクセス解析プラグインとしておすすめなのが、ヒートマップ解析ツールです。コンテンツの内容でどの部分が特に読まれているのかを知ることができます。月間30万PVまでは無料で利用できます。
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WordPressのプラグイン以外でアクセス解析ができるツール
プラグインを色々入れると重いので入れたくないなという場合には、プラグイン以外のツールもおすすめです。WordPressファイルにコードを含めることでアクセス解析ができるため、軽いのが特徴です。
Ptengine
計測可能なPV数に合わせて無料から有料プラン(月額料金制とカスタマイズ)まで用意されています。タグをセットしてから5分程度でデータが反映されるのも特徴です。
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WordPressでアクセス解析するとサイトの問題点も見えてくる
WordPressで作ったサイトのアクセスが伸びないと悩んでいるのであれば、アクセス解析がおすすめです。サイトのデータを収集することで、きっと改善点が見えてくることでしょう。
その上で、プラグインなどのツールを使うと、Googleアナリティクスや独自のデータを簡単に取得できるため、うまく活用していきましょう。
それでもアクセス解析の結果をどう生かしたらよいかわからないという場合は、プロの手を借りるのも一つの方法です。