WordPress管理画面のログインやセキュリティ、カスタマイズについて

WordPressの管理画面にログインできないというトラブル時は本当に驚きますが、冷静に対処すれば大丈夫です。不正ログインで管理画面を乗っ取られることが無いよう、セキュリティ対策も取っておきたいですね。合わせて管理画面を見やすくするカスタマイズについてもご紹介します。

 

WordPress管理画面のログイン方法

管理画面ログイン方法

WordPressの管理画面は、インストールしたフォルダによってURLが変わるため、ドメインにインストールしたのかその下のサブディレクトリにインストールしたのか確認する必要があります。いずれの場合も、URL末尾に/wp-login.phpを付けるとログインページになります。

 

インストールしたのがドメインであれば、https://www.〇〇〇〇 /wp-login.phpですし、homeというディレクトリにインストールした場合は、https://www.〇〇〇〇 /home/wp-login.phpという形になります。

 

表示されたページでIDとパスワードを入力して管理画面にログインします。

 

WordPress管理画面にログインできないトラブル解決法

WordPress管理画面にログインできないトラブル解決法

WordPress管理画面のURLは間違っていないのにログインできない場合、何らかのトラブルが考えられます。エラーメッセージの種類ごとに解決策を見ていきます。

 

403 Forbidden

403 Forbiddenと表示される場合は、海外からのアタックが原因でサーバー側の制限がかかっている場合があります。時間が経っても解消しない場合は、サーバー会社に問い合わせましょう。

 

WordPress管理画面にログインできるようになったら、不正ログインを防ぐプラグインも入れておくと安心です。SiteGuard WP Pluginは、不正ログイン、スパムコメントなどを防いでくれるプラグインです。ただし、心配だからと言って全部有効にすると自分までログインできなくなるので、注意が必要です。

 

<リンク>

SiteGuard WP Plugin|JP-Secure

 

404 Not Found

404 Not Foundと表示されてしまう場合は、WordPress管理画面の設定でURLが表示される部分に本来とは異なる文字が入ってしまった可能性があります。特にURLの末尾に/が入っているなどが原因になっていることがあります。

 

管理画面にはログインできないので、ログインせずに行ういくつかの方法でURLを正しいものに変更します。

  • wp-config.phpの編集
  • functions.phpの編集
  • データベースでURLを直接編集する

 

詳しい方法は、こちらのWordPress公式サイトをご覧ください。

<リンク>

サイトURLの変更|WordPress.ORG

 

500 Internal Server Error

500 Internal Server Errorと表示されてしまう場合は、PHPのバージョンが古いことが考えられます。PHPのバージョンがWordPressのプラグインに追いついていない可能性が高いです。そこで、サーバーのコントロールパネルから、PHPのバージョンアップを行います。

 

WordPress管理画面の使い方

WordPress管理画面の使い方

WordPressは5.0以上のバージョンでブロックエディターのGutenberg(グーテンベルク)が導入されました。記事の投稿時、このブロックエディターを使うことになります。HTMLやCSSの知識が無くてもコンテンツを作成できるのがメリットですが、従来のクラシックエディターに慣れている人にとっては少々難しいかもしれません。

 

グーテンベルクは、画像やテキストなどの一般ブロック、ソースコードの埋め込みなどのフォーマット、ボタンやカラムなどの要素を指定するレイアウト要素、ショートコードやカテゴリーなどのウィジェット、外部SNSの埋め込みなどの埋め込みをブロック単位で追加していくのが特徴です。

 

特に、再利用可能ブロックは、好きなブロックをグループ化してテンプレートとして保存できて便利です。

 

WordPress管理画面のカスタマイズ

WordPress管理画面のカスタマイズ

管理画面がごちゃごちゃしていて見づらいという場合や、クライアントさんが使いやすい表示にしたいという場合に便利なのが、Admin Menu Editorです。WordPress管理画面のカスタマイズに必要なphpファイルの編集が不要になります。主な機能はこちらです。

 

  • ドラッグ & ドロップでメニュー順序を変更
  • 必要な機能または役割を設定して、メニューの表示/非表示を選択
  • メニュー項目を異なるサブメニューに移動
  • カスタムメニューの作成

 

<リンク>

Admin Menu Editor|WordPress.ORG

 

WordPressの管理画面は必ずブックマークすべし!

WordPressのログイン画面がわからなくなってしまうということを防ぐためにも、まずは必ずブックマークをおすすめします。

 

ブックマークしていて、今まではログインできていたのに、ページが見つかりませんと表示されるなど、ログインできなくなった場合は、慌てずに対応したいです。もちろん、最悪の事態を想定して、日頃からこまめにバックアップをとっておきたいです。

 

こうしたトラブルが心配な方は、プロに任せるのも一つの方法です。

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著者紹介

フロントエンドエンジニア
1992年生まれ。福井県出身。
得意項目:JavaScriptを用いたフロントエンドの実装や、Google Apps Scriptを用いた業務効率化が主な得意分野です。まだまだ経験が浅いので、日々勉強しております。