Shopifyでチャットボット導入！メリットやおすすめアプリも紹介

ECサイトにおいて、チャットボットは接客をしてくれる存在です。

Shopify（ショッピファイ）ではアプリを使って、ショップにチャットボットを導入できます。

しかし、

・チャットボットとは何か、Webチャットとの違いは？

・チャットボットを導入するメリットは？

・Shopifyでチャットボットを導入する方法やおすすめのアプリは？

などでマーケティング担当者の方は悩んでいるでしょう。

今回はチャットボットの特徴やメリット、Shopifyでチャットボットを導入する方法について詳しく説明します。

顧客満足度や購入率を上げられることから、チャットボットを導入するショップが増えています。

ShopifyのECサイトにチャットボットを導入するか検討中の方は、ぜひ参考にしてください。

CONTENTS

チャットボットとは？
- Webチャットとの違いは？
Shopifyで作ったECサイトにチャットボットを導入するメリット
おすすめのShopifyチャットボットアプリ
Shopifyでチャットボットを導入する方法・手順
チャットボットを導入する際の注意点
- 利用料金がかかることもある
- 柔軟な顧客対応はできない
まとめ

チャットボットとは？

チャットボットとは、オンラインのチャット機能を利用して、無人で顧客とコミュニケーションを取る機能です。

あらかじめ設定した文章で顧客とやり取りが可能で、一度に大量の顧客対応も可能です。

最近はAI（人工知能）を利用し、それぞれの顧客に最適な応じたコミュニケーションを取れるチャットボットも登場しています。

Webチャットとの違いは？

無人対応のチャットボットに対して、有人対応のチャット機能を「Weチャット」といいます。

スタッフが応対するので柔軟な対応ができますが、スタッフを常駐させるためのコストが必要です。スタッフ間で商品や顧客についての情報共有も欠かせません。

Shopifyで作ったECサイトにチャットボットを導入するメリット

Shopifyのおすすめチャットボットアプリを知る前にメリットを正しく把握し、自社にとってチャットボットを導入するかいなか改めて判断することをおすすめします。

人件費の削減やヒューマンエラーの防止になる

チャットボットは無人で顧客とチャット対応が可能です。問い合わせの対応をするスタッフを常駐させる必要が無く、人件費を削減できます。

自動で対応するため、ヒューマンエラーも防げます。

担当者によって回答内容が違う、回答先の誤送信、入力ミスなどのトラブルを防げるでしょう。

顧客が手軽にいつでも問い合わせできる

チャットボットでの問い合わせは、質問をダイレクトに入力したり、項目を選択したりすることで、すぐに悩みに対応できます

24時間365日いつでも商品に関して知りたい情報を、リアルタイムで取得可能です。

チャットボットを導入しない場合は、メールやお問い合わせフォームなどの問いあわせ方法になります。

氏名やメールアドレスなどの入力が必要で、個人情報を入力することに抵抗を感じる顧客もいるでしょう。

有人対応での返答になるため、問いあわせから返事が届くまでに時間がかかってしまう場合もあります。

満足度や購入率の向上につながる

ECサイトの欠点は、実際に商品を手に取ることができない点です。どのような商品なのか、特徴や魅力が伝わらなければ購入につながらないでしょう。

チャットボットには、ＥＣサイトにおける接客の役割があります。

リアルタイムに顧客とやり取りすることで、商品について知りたいことをすぐに伝えられたり、欲しいアイテムを効率的に提案したりできます。

アプリによっては、広告やクーポンコードなどの自動送信ができ、顧客の購買意欲を高められるでしょう。

さらにやり取りした結果を分析すれば、お客様が求めているサービスやECサイトの改善点などを把握できます。

より商品の魅力をアピールし、使いやすいショップ運営をすることで、お客様の満足度が上がり、結果として購入率の向上につながるはずです。

Shopifyでチャットボットを導入する方法・手順

Shopifyのアプリを使えば、比較的簡単にチャットボットを設置できます。

Shopifyアプリを使った一般的なチャットボットの導入手順は以下の通りです。

【Shopifyアプリのインストール方法】

1．Shopifyにログインする

2．「ストア管理画面」「アプリ管理」「ストアをカスタマイズ」の順にクリックする

3．Shopify App Storeで、インストールするアプリを選択する

4．「アプリを追加する」「アプリをインストールする」の順にクリックする

【チャットボットの導入手順】

ここからは、各アプリの案内に従ってチャットボットを導入するための設定を行っていきます。

今回紹介したアプリの中から、設定画面がシンプルでわかりやすいと評判の「Tidio Live Chat」の初期設定の手順を簡単に説明します。

1．アカウント情報の入力1（スタッフ名の入力、チャットボットの色や言語を選択）

2．アカウント情報の入力2（サイトURL、国、メールアドレスの入力、ジャンルの選択）

3．チャットボットの種類の選択

（クーポンコード付きのチャットを送信するか、あいさつのみのチャットか）

4．パスワード設定

その後、定型文の登録や通知設定、チャットボットの設定などを行います。

チャットボットを導入する際の注意点

さまざまなメリットがあるチャットボットですが、導入前に把握しておきたい注意点・デメリットもあります。

利用料金がかかることもある

無料プランもありますが、チャットボット機能を利用するのに月額で料金が発生するケースも多いです。

最初は無料プランを使っていたけれど、使い始めてからいろいろな機能が必要になり、有料プランに変更するケースもあるでしょう。

一度導入したアプリをそのまま長期間利用する可能性もあります。無料プランやお試しプランで実際に操作性やデザインなどを試してから、採用するアプリを決めましょう。

とはいえ利用料金がかかるといっても、チャットボットはWebチャットと比べて人件費がかかりません。

チャット導入前と比べて顧客満足度や購入率が上がる可能性もあり、得られるメリットは大きいといえるでしょう。

柔軟な顧客対応はできない

顧客の問い合わせに対して、チャットボットは自動で返信を行います。

あらかじめ想定される質問に対して、用意した定型文での返答です。

そのため、イレギュラーな質問に対しては、チャットボットでは対応できないケースもあります。

対応できない質問に対しては、有人での対処が必要になります。

チャットボット画面で「オペレーターが対応しますのでお待ちください」などと表示し、Webチャットに切り替えて有人対応するなどの対策をするといいでしょう。

まとめ

今回はShopifyでチャットボットを導入するメリットや導入方法について紹介しました。

Shopify（ショッピファイ）ではアプリを使ってショップにチャットボットを導入することが可能です。

ECサイトにおいて接客の役割をするチャットボットは、導入するメリットが大きく購入率の向上にもつながります。

今回紹介したShopifyアプリを使って、自社のECサイトにチャットボットの設置を検討してみましょう。

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著者紹介

鳥居鉄平

フロントエンドエンジニア
1992年生まれ。福井県出身。
得意項目：JavaScriptを用いたフロントエンドの実装や、Google Apps Scriptを用いた業務効率化が主な得意分野です。まだまだ経験が浅いので、日々勉強しております。

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