はじめてのインスタ広告の出し方！費用対効果はあなたの腕次第

インスタグラム(Instagram)の広告は効果が高いと聞いたけど、出し方がわからないという初心者のために、インスタ広告の出し方をまとめました。

上級者なら詳細設定もできますが、まずは出してみて学んでいくのがおすすめです。

さっそくやってみましょう。

インスタ広告ってどんなもの？

インスタグラム(Instagram)内の広告は、写真や動画を使って他の投稿と似たような形式で配信されるため、自然とタップしてしまう人が多いのが特徴です。

通常の投稿と違うのは、広告から誘導先へリンクさせるボタン（CTA）を表示できる点です。

これにより、広告に興味を持った人が、すぐに商品購入サイトへ行くことができたり、問い合わせをすることができます。

インスタ広告の種類は、大きく分けると写真、動画、カルーセル、コレクションの4つがあり、商品やサービスの種類で使い分けることができます。

配置については、上級者は手動で細かい設定をできますが、初心者は自動にしておくのがおすすめです。

人気のストーリーズなど最適なところに配置してくれます。

インスタは、広告を出すときに、明らかに興味があると思われる対象に絞って届けることができる点も優れています。

インスタだけでなく、Facebookのデータも用いて、ユーザーの属性を把握できるため、ピンポイントの配信が可能です。

ネットの広告は高そうというイメージを持つ方も多いですが、費用面でも1日の上限を決めることができ、約100円から出すことができます。

インスタ広告の出し方

インスタ広告を出すのは比較的簡単とは言え、やはり何もプラン無しに始めるのはおすすめできません。

広告を出す前に準備することや、決めておくことなどをまとめました。

インスタ広告の出し方：準備編

インスタの広告は、Facebookページから設定を行うため、連携させないと出すことができません。

そこで、Facebookの個人アカウントを持っていない場合には作成し、さらに企業向けのFacebookページを作成しておかなければなりません。

この連携が済んでいれば、インスタだけでなく、Facebookにも広告を出すことができるので、企業でSNSを運用する場合には、ぜひ行ってほしいです。

また、広告の詳しい設定を行うには、Facebook広告マネージャが必要になります。

Facebookについてはよくわからないという場合には、ひとまずFacebookページだけでも問題ありません。

インスタ広告を出すためにFacebookページ以外に必要となるのが、クレジットカード情報です。

企業であれば、インスタ広告を出す際に、クレジットカード情報を持っている人が入力するのが安全ですが、

担当者に一任されるようであれば、先に調べておくのがベストです。

インスタ広告の出し方：用意編

インスタの広告を出したいと言っても、何も決めずに出してしまうと思うような効果は得られません。

先にしっかりと計画を立てておきましょう。

まずは、広告を出す目的をはっきりさせます。

業種によって異なりますが、例えば実際に購入に結び付けたいのか、お問い合わせを増やしたいのか、

ウェブサイトへの訪問を増やしたいのか、インスタの投稿自体を宣伝して認知度を上げたいのかなどの目的を決めます。

次にターゲットです。性別、年齢層、地域、ターゲットの興味関心を絞っておきましょう。

地域に関しては、実店舗への集客が目的なら、商圏となる範囲を決めておきます。オンラインのみであれば、日本全国を対象としておいて良いでしょう。

期間と費用も決めておかなければなりません。

最初にインスタ広告の予算が決まっている場合は、日割りにするといくら使えるのかを考えておきましょう。

例えば月々の予算が10万円なら、1日当たりの予算（上限）は300円になります。

広告に表示される画像や動画など、クリエイティブな部分はあらかじめ作成しておきましょう。

過去の投稿を使うこともできます。

説明、見出し、ボタンに表示させるテキストも大切ですが、インスタではテキストがあまり多すぎる広告は好まれず、全体の20％以内におさめることが推奨されています。

インスタ広告の出し方：PC設定編

初心者におすすめのFacebookページからの設定について説明していきます。

まず、広告センターから広告を作成に進み、目的を選択します。

広告の作成画面で、あらかじめ作成してあるクリエイティブ（画像や動画）を選び、テキストを入力するとプレビューで確認できます。

オーディエンス詳細から、対象となる人物のターゲティングを行っていきます。

期間は終了日のみ設定できます。広告設定が完了したら、すぐに配信されます。

1日の予算上限を設定します。

配信先を設定しますが、Facebookページからの設定の場合は、インスタだけでなくFacebookへの広告配信が含まれる形になります。

支払い方法でクレジットカード情報を入力し、「今すぐ配信」ボタンをクリックすると、いったん広告の自動審査が入りますが、審査に通れば配信されます。

インスタ広告の出し方：スマホ設定編

一方、インスタ広告をスマホアプリから出す方法もありますが、この場合は新たに広告を作るというより、すでに投稿済みの内容を使って広告にするという機能です。

また、インスタのアカウントがビジネスアカウントでなければ出すことができません。

この前提条件をクリアしていれば、プロフィール画面に「広告」ボタンが表示されます。

ボタンをタップすると過去の投稿写真が表示されるので、広告に使いたいものを選択します。次に、誘導先を選択します。

ターゲットで自動を選ぶと、フォロワーと似た属性の人が選ばれますが、自分でカスタマイズすることもできます。

予算と掲載期間、支払方法を選んで完了です。

インスタ広告の出し方は簡単！まずはやってみよう！

インスタ広告をビジネスに取り入れる企業が増えているのは、比較的安い費用でターゲットとする人に届きやすいからでしょう。

しかしその分、出遅れてしまうと、競合が増えることになるので、できるだけ早く取り組みたいです。

簡単とは言え、まだインスタの使い方も良くわからないのに、広告運用まで手が回らないという場合には、プロに任せるのがおすすめです。

費用対効果に優れた結果をもたらしてくれることでしょう。