SNSを企業で活用したいけれど、使い方がわからないという場合には、まずどのSNSをメインに使っていくのか決める必要があるでしょう。
この記事では、これからSNSを始めたいという方のために、ざっくりと選び方や注意点をまとめました。
CONTENTS
ビジネス用SNSの選び方
ビジネス用にSNSを使う場合は、ターゲットや目的に合わせて選ぶのがおすすめです。
各主要SNSの用途別使い方を見ていきます。
LINE
日本国内で最もユーザー数が多い、コミュニケーション用SNSです。
年齢層は幅広く、どの世代にも使われています。
企業の場合は、公式アカウントからの情報発信や広告配信のほか、オリジナルスタンプの配布などで認知度を高める使い方ができます。
YouTube
今では誰もが知る動画配信アプリで、テレビに変わる使い方により、急成長を遂げています。
無料で始められる手軽さはありますが、動画撮影や編集については、それなりのノウハウや予算がなければ難しく、片手間でできるようなものではありません。
その分、しっかりと取り組めば成功できる可能性は高いです。
20代の利用者が多いSNSです。リアルタイムのツイートは、リツイートなどで拡散されやすく、バズリやすい反面、言葉の使い方を間違うと炎上もしやすいです。
リツイートを促すキャンペーンを行うことで、多くの人に見てもらえる可能性が高まります。
世界はもちろん、日本でもまだまだユーザーを拡大しつつあるSNSです。
年齢層は若いイメージがありましたが、近年はどの年代も多くなっています。
Facebookの傘下にあるため、ユーザーのデータを幅広く収集し、マーケティングに生かすという使い方ができます。
ビジネスアカウントにはショッピング機能もあるので、直接商品の購入につなげることもできます。
世界一ユーザーの多いSNSですが、日本国内では減少傾向にあります。
グローバルなビジネスを展開する使い方には大変向いています。
実名登録が基本となっているため、より精度の高いターゲティングを行うことができるのが特徴です。
国内ユーザーの年代は、30代~40代が中心となっています。
note
ブログ型として急成長しているSNSです。
ECショップとの連携も可能なため、WEBサイトの代わりという使い方も増えています。
オウンドメディアとして企業情報や商品の紹介などに使うことで、コンテンツの充実を図り、広告費をかけずに認知度を高めやすいと言えます。
ビジネス用SNSの使い方
ビジネス用にSNSを運用する場合、最初は個人用アカウントが必要なケースがほとんどです。
そのため、管理担当者を決め、個人アカウントを作成します。
この個人アカウントは、一度ビジネス用アカウントを作成してしまえば、個人情報が公開されることはありませんので、まずは誰かが作成してください。
ただし、SNSによっては一定のフォロワーがいないとビジネス用アカウントを作成できないこともありますので、事前確認をお願いします。
パソコンからもアカウント作成可能なSNSもありますが、ほとんどはスマホのアプリで可能です。
ビジネス用アカウントが作成できた場合は、プロフィールに企業情報やプロフィール写真、公式サイトなどを設定していきます。
アカウントが作成できたら、できれば毎日投稿を行うのがベストです。
多くのSNSでは、投稿にハッシュタグ(#)と呼ばれるキーワードを入れることで、興味関心を検索しやすくなっています。
忘れずに入れておきましょう。
多くのフォロワー(ファン)を獲得するためには、毎日の投稿以外に、イベントやキャンペーンなどを積極的に行っていく必要があります。
SNSの運用は、手間も時間もかかる作業ですので、複数人で役割分担して管理していくのがおすすめです。
また、運用以外にもSNS上に広告を出すという活用法もあります。
毎日の投稿が難しいという場合は、SNS広告だけでも利用するのが得策です。
ビジネス用SNSの注意点
各SNSには利用規約が定められています。その中には、禁止事項などが含まれていますので、しっかりと読んでおきましょう。
SNSのビジネス用アカウントを任された場合、投稿するのは個人であっても、企業としての発言とみなされます。
どのような内容がふさわしいのか、あらかじめ確認しておきましょう。
特に複数人で一つのアカウントを管理している場合などは、セキュリティ上の問題が発生しやすくなります。
パスワードなどが漏洩しないように十分注意する必要があります。
SNSの使い方は簡単だけど継続が大事!
SNSは、誰もが簡単に始められるような作りになっていますが、毎日継続できるかどうかがポイントです。
手間や時間を惜しまずに投稿を続けられるのでなければ、気軽に始めるのはおすすめできません。
どうやったら企業の活動を多くの人に知ってもらうことができるのか、試行錯誤で回り道するのであれば、運用のプロに任せるという近道を選ぶのもアリではないでしょうか。