Facebook広告のサイズは決まりがある？画像と動画を配置別にまとめ

Facebook広告を作る場合、サイズや要件が合っていないと、せっかく時間をかけたのに出稿できないということになります。

そこで、守るべき要件やファイルサイズ、アスペクト比などを広告配置ごとにまとめました。

Facebook広告用の画像や動画を作成するときの注意点

Facebook広告は、表示させたい場所によって推奨アスペクト比があります。アスペクト比は、縦横の比率です。

解像度に上限は無いのですが、最低でも1080ピクセル以上とされています。

また、使用するファイルフォーマットにも指定があります。画像の場合はJPGまたはPNG、動画の場合はMP4、MOV、GIFのいずれかになります。

ファイルサイズの最大容量は、画像なら30MB、動画なら4GBです。

これ以外に、以前は200文字程度のテキスト上限がありましたが、現在は制限が無くなりました。

とは言え、長文が好まれるわけではないため、できるだけ200文字におさめたいです。

Facebook広告の種類

Facebook広告には、主に以下の4つの種類があります。

• 画像
• 動画
• カルーセル
• コレクション

カルーセル広告は、画像や動画のカルーセルカードを2～10枚の複数組み合わせ、１つの広告内で順番に表示させていく広告です。

コレクション広告は、メイン画像または動画と合わせて複数の画像を一度に表示させる広告です。

Facebook画像・動画広告のサイズ

Facebookに広告を出したいという場合、配置場所によって適したサイズがあります。カルーセル広告やコレクション広告も、この画像や動画のサイズをもとに作成する必要があります。

Facebookフィード広告の画像・動画サイズ

フィード広告の中にもいくつか配置場所があります。

画像の技術要件は、幅・高さともに600ピクセル以上となっています。

動画の技術要件は、幅・高さともに120ピクセル以上、動画の長さが1秒～241分となっています。

Facebookフィード、Facebook Marketplace、Facebook動画フィード、Messenger受信箱に画像広告を掲載する際は1：1のアスペクト比が推奨されています。

動画の場合は、いずれも4:5が推奨です。

Facebook右側広告枠だけは、画像と動画共に1.91:1が推奨となっています。

Facebookストーリーズ広告の画像・動画サイズ

ストーリーズ広告の技術要件は、画像は最小幅500ピクセル、動画は幅・高さとも120ピクセル以上、長さが1秒～241分となっています。

Facebookストーリーズ、Messengerストーリーズともに、画像・動画広告は9：16のアスペクト比が推奨です。

ただし、ユーザーに最適な広告を自動で表示できるダイナミック広告は、1.91:1のアスペクト比が推奨されています。

Facebookインストリーム動画広告の画像・動画サイズ

Facebookインストリーム動画広告の技術要件は、画像が幅・高さともに600ピクセル以上、動画が幅・高さとも120ピクセル以上、長さ1秒～241分となっています。

Facebookインストリーム動画に広告を掲載する場合には、16:9のアスペクト比が推奨されています。

Facebook検索結果広告の画像・動画サイズ

Facebook検索結果広告の技術要件は、画像が幅・高さともに600ピクセル以上、動画が幅・高さとも120ピクセル以上、長さ1秒～241分となっています。

Facebook検索結果の広告は、ユーザーが検索したキーワードにあわせて、表示される広告です。

検索結果に画像広告を表示させる場合は、アスペクト比1.91:1、動画広告は1:1が推奨されています。

Facebook メッセージ広告の画像・動画サイズ

Messenger誘導広告や広告メッセージを表示させることができます。画像のみ掲載可能で、アスペクト比は1.91:1が推奨です。

Facebookインスタント記事内広告の画像・動画サイズ

Facebookインスタント記事内広告の技術要件は、動画が幅・高さとも120ピクセル以上、長さ1秒～241分となっていますが、

画像はファイルサイズ最大30MB以外は特にありません。

Facebookインスタント記事内広告は、はモバイル向けの広告です。画像、動画共にアスペクト比1.91:1が推奨されています。

Facebook広告のサイズは配置から決めよう

Facebook広告は、掲載させる場所が多岐にわたるため、どこに表示させたらよいか迷います。

どんな用途で広告を掲載するのかを考え、より効率的な配置を決めていきましょう。

ただ、どこにどんな広告を掲載したらよいかさっぱりわからないという場合は、Facebook広告運用のプロに任せると安心です。

トライアンドエラーを繰り返して無駄な出費となるよりも、最短で効果を出してくれるでしょう。