Facebookの動画は活用していますか?特にビジネスアカウントの場合、広告でも動画を利用できるので、積極的に活用していきたいところです。今回は、Facebookの動画作成や広告についてまとめましたので、ぜひ参考にしてください。
CONTENTS
Facebookの動画作成方法
Facebookの企業ページなどで動画を投稿する場合、撮ってそのまま出すというよりは、しっかりと要件を守り、詳細事項を決めてから投稿するのがおすすめです。そこで、投稿する前に決めておきたい内容をまとめました。
Facebook動画のサイズ
動画の場合、サイズと言っても長さやファイル形式など様々な要件を満たす必要があります。公式サイトの要件をまとめてみました。
- ファイル形式…どんな形式でも問題ありませんが、推奨はMP4です。
- 解像度…1080p以下
- ファイルサイズ…最大10GB
- 動画の長さ…最長240分
- 音声圧縮…128kbps以上のステレオAAC
Facebook動画の詳細設定
要件を満たすものを作成しても、テキストベースのタイトルや説明がしっかりしていないと、ユーザーに見てもらう機会を失います。
- タイトル…内容を簡潔にかつ興味を惹きつける言葉で表します。
- 説明…見てもらいたい人にターゲットを絞り、言葉やタグを入れていきます。
Facebook動画のサムネイル
Facebookの動画サムネイルは、動画の中からピックアップした静止画が自動で表示される仕組みになっていますが、動画内の映像ではなくオリジナルの画像を使って作成することもできます。
実は、動画を多くの人に見てもらうには、このサムネイルが重要となります。画像というよりは、サムネイルに載っている文字や説明で見るかどうかを決めることが多いからです。
オリジナルのサムネイルに変更する場合は、動画を一度アップロードした後、動画編集からカスタムサムネイルを選択して設定します。
要件はデータサイズのみ決められていて、最大10MBの静止画となります。
Facebook動画の配信オプション
Facebookで動画を投稿する場合、埋め込みを許可することで、第三者がシェアしてくれて拡散される機会が増えます。自社のFacebookページだけでなく、他のところでも閲覧者が増えていくので、埋め込み許可の設定をしておくのがおすすめです。
Facebook動画の字幕・キャプション
Facebookの動画でも字幕があった方が良い場合がありますが、その場合は字幕ファイルを作成する必要があります。ただし、Youtubeと違ってFacebookの字幕は、作成者の言語でしか表示されないようになっています。日本語で使用している場合は、英語の字幕ファイルは表示されません。
Facebookの動画投稿方法
それでは、実際に動画を投稿する方法を見ていきます。スマホのアプリから投稿する場合は、動画というボタンが見つからないのですが、「写真」から動画を選択することができます。
投稿したい動画を選び、タイトルや説明などのテキストを追加し、動画の編集もオプションで行います。スタンプやエフェクト以外にも、長さ調整やサムネイル設定を行うことができます。
パソコンから動画を投稿する場合は、「写真・動画」というボタンがあるので、こちらをクリックして投稿します。ただ、スマホ用のアプリと違って細かい編集ができないので、あらかじめ編集した動画を投稿する場合以外はアプリでの投稿がおすすめです。
Facebookの動画を保存する方法
Facebookで動画を作成する場合、気になる動画を保存して参考にするのもおすすめです。こうした動画の保存方法を見ていきます。もちろん、保存した動画には著作権がありますので、あくまで参考にするという使い方に限定されることは覚えておいてください。
最も簡単なのは、動画が表示されている時に右上の三点リーダーをタップし、「この動画を保存」を選択する方法です。ただし、この方法は、あくまでFacebook上でしか保存されないため、スマホやパソコンにダウンロードはされません。
そこで、スマホやパソコンに動画を保存する場合は、外部のツールを使用する必要があります。スマホかパソコンかなど使用する端末にかかわらず利用できるのが、face-dougaです。
<リンク>
先ほどの、Facebook上に動画を保存するときと同じように、三点リーダーから「リンクをコピー」を選択します。コピーされたURLをface-dougaに入力し、下にある「抜き出す」ボタンをクリックすると動画が表示されます。スマホの場合はタップ、パソコンの場合は右クリックで動画を保存できます。
Facebookの動画広告
Facebook広告は、動画を活用できるのが特徴です。特にビジネスアカウントなら、積極的に利用したいところです。
Facebook動画広告の要件
基本的に投稿用の動画と要件はあまり変わりませんが、データサイズは最大4GBと少なめです。また、ファイル形式の推奨がMP4、MOV、GIFとなっています。
これ以外に、動画サムネイルに付けるテキストについて注意があります。サムネイルに入るテキストが、全体の20%以下でなければ表示回数が減らされるため、必ず確認しましょう。
Facebook動画広告の種類
Facebook動画広告は、表示箇所によっていくつかの種類があります。
- インストリーム広告…Facebook内で動画を視聴している際に表示される、5秒~16秒の広告です。
- フィード広告…Facebook内のニュースフィードに配信される広告です。
- ストーリーズ広告…ストーリーズで全画面に表示させることができる広告です。
これらのFacebook動画広告をうまく組み合わせ、集客につなげていきたいです。
Facebook動画広告の費用
Facebook動画広告にかかる費用を見ていきましょう。基本的に、1日当たりと掲載期間全体で最大予算を設定することができるようになっています。
CPMなら動画が1000回表示されるたびに課金されます。とにかく動画広告を多くの人に見てもらいたいという場合の選択肢です。
CPVの場合は、動画広告が10秒再生されるごとに費用が発生します。しっかり広告を最後まで見てもらいたいという場合の選択肢です。
1動画広告再生当たりの費用は決まっていませんが、大体100円と考えた場合、動画広告の予算が1万円なら、大体100回再生される計算です。予算は様子を見ながら調整していくと良いでしょう。
Facebookで動画を活用して集客につなげよう!
動画と言えばYoutubeがまず頭に浮かびますが、Facebookページを持っているのであれば、ぜひ動画を活用したいです。特に、Facebookの動画広告は、比較的安価で予算に応じて設定することができ、ターゲットとするユーザーにダイレクトに届くのが特徴です。
ただ、要件を守った作成や、サムネイルの設定など様々な作業があるので、そこまで時間をかけられないという企業も多いです。そんな時は、ぜひプロに任せて効率の良い運用を目指していきましょう。