SEOにはタイトルの文字数も関係する?長さやつけ方のコツなど

SEOではタイトルのつけ方が重要ということを知らなかった人や、知っていてもどのように付けたらよいのかわからないという人が多いのではないでしょうか。

そこで今回は、SEOタイトルのつけ方やディスクリプションについてをまとめました。

SEOタイトルとは

SEOタイトルとは

WordPressでSEOプラグインなどを入れていると、SEOタイトルを入力する箇所がある場合も。

このSEOタイトルって一体何なのでしょう。

日頃からSEOを意識してつけている場合には、通常のタイトルとの違いはありませんので、WordPressのプラグインにもあえて入力する必要はありません。

紙媒体の記事なら、読む側の興味をひく内容が一番大切でしょう。

実際週刊誌などは、センセーショナルなタイトルなどで読む側を惹きつけます。

ですが、WEBメディアやブログなどインターネット上で配信される記事に関しては、検索エンジンが重要な位置づけになっているため、

SEOを考えるとセンセーショナルということだけにこだわるわけにはいかないのです。

より多くの人に作成した記事を読んでもらうために大切なのが、SEOを意識したタイトルということになります。

通常WEBサイトでコラムやブログなどの記事を書く場合、H1にタイトルが入ります。

Googleなどの検索エンジンは、もちろん記事全体をチェックしていますが、タイトルと内容がそぐわないなど問題があると、上位に表示してくれないのです。

アメリカのデジタルマーケティング企業IGNITE VISIBILITYによると、検索結果によるクリック率に関して、以下のようなデータが報告されています。

1位– 43.32%

2位– 37.36%

3位–29.90%

4位– 19.38%

5位–10.95%

6位– 10%

7位– 5.28%

8位– 4.13%

9位– 4.13%

10位– 3.11%

<出典>

Google Click-Through Rates (CTR) By Ranking Position [2020]|IGNITE VISIBILITY

上位に表示されないと読む人はグンと減るので、検索エンジン最適化(SEO)対策として、タイトルをしっかり考える必要が出てくるわけです。

SEOタイトルのつけ方

SEOタイトルのつけ方

それでは実際に、SEOタイトルはどのように付けたらよいのか見ていきます。

最も重要なのは、タイトルと本文の内容が合っているかという点です。

そのことを考えると、本文が完成してから、内容に合わせてつける方がやりやすいかもしれません。

その際、文章の肝となるキーワードは、なるべく前半に持ってくる必要があります。

というのも、キーワードが後ろにあると、Googleで検索した際に表示されない可能性があるからです。これは、次にお伝えする文字数とも関係してきます。

タイトルの文字数が長いと、Googleの検索結果で後ろが省略されてしまうため、パソコン向けサイトなら大体30文字にはおさめたいです。

この文字数も、実はスマホの場合は多く表示され、36~40文字となっています。

どちらの場合でも、前半にキーワードが入っていれば本文の内容はわかるので、これより長くてもSEO的には問題ありません。

ただし、ユーザー目線で見ると、タイトルが長い文章は、あまり読みたくないというのが本音だと思いますので、30文字以上40文字程度までにはおさめるようにしたいです。

ここで一つ注意点は、キーワードの重複です。文字数が問題なくても、意図するキーワードがタイトルに何度も入っていると、Googleは逆にそれを嫌います。

日常生活でも同じことを何度も言われたり、一つの商品を押し売りされたりすることを好まないのと一緒です。

逆に、タイトルに括弧や記号、スペースなどを使用することは、無意味に多用していなければ問題ないと言われています。

また、会社名やサイト名を入れることも問題ありませんが、この場合はタイトルの末尾に付けましょう。

先ほども説明したように、タイトルの前半に意図するキーワードが入っていないと表示されない可能性が出てくるからです。

このように、Googleは、何はなくともユーザーファーストを大事にしているので、タイトルをつける際に様々な決まりを守るというよりは、どれだけユーザーの役に立つかといったことを最優先に考えたいです。

SEOではディスクリプションも大事

SEOではディスクリプションも大事

タイトルと並んでSEOで大切なのがディスクリプションです。

ディスクリプションは、検索した時にタイトルの下に表示される記事本文の概要になります。

その記事を読むかどうかは、タイトルが最も大切なポイントになりますが、どんな中身なのかも気になります。

記事をクリックする上で、ディスクリプションを読んで参考にする人も多いです。

ディスクリプションは、タイトルよりも文字数が多く、100文字まで表示されるようになっています。

もちろん、タイトルと合っている内容がふさわしいですし、キーワードもしっかり入れましょう。

タイトル、ディスクリプション、コンテンツの整合性がとれて初めて、SEO対策がとれていると言ってもいいでしょう。

SEOではタイトルからしっかり厳選する必要あり

SEOではタイトルからしっかり厳選する必要あり

SEOで検索エンジンの上位に表示され、サイトを見てくれる人を増やすには、タイトルのつけ方が大切ということがお分かりいただけたと思います。

ユーザーが最初に目にするタイトルは、魅力的かつ文字数に注意する必要があります。

もちろん内容もそれに伴ったものでなければいけませんが、すでにサイト内に記事がたくさんあるけれど、なかなか上位に表示されないという場合には、まずはタイトルの見直しをおすすめします。

それでもしっかりとした記事を作成する自身が無いという場合には、プロの力を借りるのも一つの方法です。

 

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著者紹介

代表取締役CEO
1985年生まれ。岩手県出身。
SEO/Web広告運用/サイト分析・改善など、Webサイトの運用改善を得意としています。