インスタグラムの存在をマネタイズする方法は、実にたくさんあります。
Instagramは、クリエイターに報酬を与え、ソーシャルメディアを仕事にすることを奨励するために、2022年末までに10億米ドルを支出することを約束しているほどなのです。
一攫千金の宣伝のように聞こえるかもしれませんが、新しいマネタイズ機能を意識することで、
最初のアーリーアダプターの一人となり、その機能で良い収入を得る可能性が高くなるかもしれません。
本記事では、インスタグラムにおけるマネタイズに関する情報をご紹介いたします。
では、始めていきましょう!
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インスタグラムにおけるマネタイズとは?
インスタグラムのマネタイズは、ブランドとの提携、動画での広告収入、、インスタグラムの新機能「サブスクリプション」の試用など、さまざまな形で行うことができます。
しかし、「マネタイズ」と「販売」には重要な違いがあります。
クリエイターやインフルエンサーにとって、Instagramアカウントのマネタイズとは、ソーシャルオーディエンスに対して物理的またはデジタル製品を販売することではありません。
それは、あなたがすでにプラットフォーム上で公開しているコンテンツ(オーガニック投稿、リール、ストーリー)に対して広告がつき、
お金が発生することで、稼ぐことができるということなのです。
ソーシャルメディア上で製品やサービスを直接販売すること
(例:Instagram Shopsやオンラインショップをソーシャルメディアに接続することによって)は、ソーシャルコマースと言います。
ソーシャルコマースは2022年、確実にトレンドとして目が離せないトピックではありますが、この文脈ではマネタイズではありませんのでスキップします。
インスタグラムは、コンテンツ制作をマネタイズするための最も人気のあるプラットフォームのひとつです。
世界のインフルエンサー市場規模は、2021年に過去最高の138億米ドルを記録し、2019年の2倍以上となりました。
マネタイズのすべては、超リッチなセレブリティだけのものではありません。
インスタグラムのインフルエンサーの47%のフォロワーは5,000〜20,000人、26.8%は20,000〜10万人、10万人以上のフォロワーはわずか6.5%に過ぎないのです。
インスタグラムとフェイスブックの親会社であるメタ社は、クリエイターを自社プラットフォームに引き付け、維持することに力を注いでいます。
最近開始したCreator Studioやボーナス収益プログラムは、クリエイターが「創ること」を仕事として台頭していることを物語っています。
すでに多くの人がインスタグラムや他のプラットフォームからフルタイムの収入を得ています。
インフルエンサーマーケティングの需要は高まり続けているので、今からでも遅くはないのでは無いでしょうか?
現在、アメリカのマーケッターの約75%がインフルエンサーのキャンペーンを実施しており、eMarketerは2025年までに86%に達すると予測しています。
インスタグラムのアカウントを収益化する7つの方法
インスタグラムを収益化する方法は、大きく分けて2つあります。
ひとつはインスタグラムの外部ソースからのスポンサーコンテンツ、もうひとつがプラットフォームの新しいクリエイターツール内です。
それでは、インスタグラムでお金を稼ぐ7つの方法についてご紹介します。
ブランドとのコラボレーション
インスタグラムのマネタイズやインフルエンサーマーケティングの話題になったとき、ほとんどの人が思い浮かべるのはこれでしょう。
ブランドは、インフィードの写真やビデオ、ストーリーコンテンツ、リール、または上記の任意の組み合わせに対してあなたにお金を支払うことができます。
私たちは皆、インフルエンサーが製品のスタイリングショットを投稿し、それがいかに素晴らしいかについて語り、
ブランドをタグ付けする、典型的なInstagramスポンサー付き投稿を見たことがありますよね。
リール広告やストーリーズのような今日のツールでは、ブランデッドコンテンツはこれまで以上にクリエイティブで興味深く、本格的なものとなっています。
クリエイターとして、あなたのユニークな声がすべてであり、セレブよりも一般人のリアルなスキンケアルーティンほど、他の消費者が身近に感じるものはないのかもしれません。
ブランドワークは、あなたがコントロールできるため、インスタグラムを収益化する最も簡単な方法の1つです。
ブランドと積極的に接触し、キャンペーン料金や条件を交渉し、最終的に、得られる限りのブランド取引を行うことができます。
しかし、最近では多くのフォロワーを持たずとも、オーディエンスとの深い繋がりがある、
もしくはオーディエンスからのエンゲージメントが高いインフルエンサーはブランドが好んでコラボレーションを望むことも多く見受けられます。
ブランドとのコラボで気をつけることとして、インフィードまたはストーリーのコンテンツで、
支払いまたは製品の無償提供によってスポンサーが付いたものは、「提供」「プロモーション」等の文言を記載することが挙げられます。
それらの言葉がないまま、金銭的なやりとりがあるプロモーションを行ってしまうとステルスマーケティングになってしまうので、気をつけてくださいね。
これらを踏まえた上で、ブランドがなぜ、あなたと広告を出すべきなのか、あなたが彼らに何をもたらすのか(フォロワー数以外で)、ブランドに売り込む準備をしましょう!
アフィリエイトマーケティングプログラムに参加する
インスタグラムは2021年に2つの重要な変更を行い、マネタイズの機会を飛躍的に増やしました。
・誰でもストーリーズにリンクを追加できるようにしたことと、インスタグラムアフェリエイトの開始は多くのクリエイターに稼ぐ機会をもたらしました。
アフィリエイトマーケティングは、インターネットとほぼ同じくらい長い間存在しています。
仕組みとしては、商品への追跡可能なリンクを共有する → 顧客があなたのリンクで購入する → 販売を紹介したあなたにコミッションが支払われる という、至ってシンプルな方法です。
インスタグラムのストーリー機能は、アフィリエイトリンクを追加するのに最適です。
インスタグラムは、オーディエンスにアフィリエイトリンクであることを開示すれば、これを許可します。
インスタグラムアフェリエイトは2022年初頭時点ではまだテスト中ですが、近日中にすべてのクリエイターが利用できるようになると発表しています。
インスタグラムは基本的に独自のアフィリエイトネットワークを構築しており、アプリ内で商品を発見し、そのリンクを共有し、売上に応じてコミッションを得ることができます。
ライブストリームでバッジを使用する
ライブ動画中、オーディエンスはインスタグラムがクリエイターをサポートするためにバッジと呼ぶものを購入することができます。
一度この機能を設定すると、すべてのライブ動画で自動的に利用できるようになります。
これは「投げ銭」のようなもので、動画配信者をサポートしたいファンがそれらのバッジを購入してライブ中に投下することで成り立ちます。
バッジは2020年から登場していますが、その使用はまだアメリカに限定されています。
インスタグラムは現在、イギリス、フランス、オーストラリアなど、他のいくつかの国の選ばれたクリエイターとこの機能をテストしています。
今すぐバッジ機能を使用するには、以下のことが必要です。
-アメリカに居住していること。
-クリエイターアカウントまたはビジネスアカウントを持っていること。
-10,000人以上のフォロワーがいること。
-18歳以上であること。
-インスタグラムのガイドラインに違反していないこと。
インスタグラムリールの広告を有効にする
2022年2月まで、Instagramはマネタイズ方法としてインストリーム動画広告を提供していました。
これにより、ブランドはInstagramのプロフィールの動画投稿の前、間、後に広告を掲載することができます。
InstagramのテレビCMのようなもので、クリエイターは広告収入の一部を受け取ることができます。
リールがインスタグラムの主なビデオの焦点となっている今、プラットフォームは、通常のビデオ投稿広告の収益化オプションの廃止を発表しました。
2022年中にリールの新しい広告収入共有プログラムに置き換えられる予定です。
インスタグラムのリール機能はあなたのアカウントを成長させる第1の方法なので、この新しい収益化オプションが起動する前であっても、今彼らに焦点を当てるのが賢明でしょう。
マイルストーン・ボーナスを獲得する
Metaは、クリエイターのプラットフォームへの誘致と既存クリエイターの囲い込みの一環として、
InstagramとFacebook両方のコンテンツに対するボーナスプログラムを発表しました。
現在、この機能は招待制となっています。
今現在、3つのボーナスプログラムがあります。
動画広告ボーナス:アメリカの一部のクリエイターに一度だけ支払われるボーナス。
上記の通り、このタイプの広告マネタイズは現在登録が終了していますが、近日中にリールの広告マネタイズオプションに変更される予定です。
ライブビデオバッジボーナス:セカンダリーアカウントでライブを行うなど、特定のマイルストーンを達成すると報われる。
リールサマーボーナス:最も人気のあるリールにキャッシュボーナスを提供します。
これらのボーナスプログラムは、誰でも利用できるわけではないのがもどかしいところです。
どうすれば招待されるのでしょうか?ターゲットとなるユーザーが好む高品質で魅力的なコンテンツを定期的に投稿し、リールのような「アプリのお気に入り」形式を活用することです。
サブスクリプションを有効にする
2022年のもう一つの新機能として、インスタグラムはサブスクリプションの開始を発表しました。
姉妹プラットフォームであるFacebookで2020年から提供されている、サブスクリプションは、
あなたのフォロワーがあなたの作品をサポートするために、毎月の価格を支払い、インスタグラム内で直接、限定コンテンツにアクセスできるようにします。
現在はテスト中で、一般登録はできませんが、近々開放される予定です。
これは、多くの明白な理由のために信じられないほど貴重な収益化の機会となるでしょう。
安定した、予測可能な毎月の収入はフリーランサーやインフルエンサーにとって魅力的でしょう。
また、これらは既存のフォロワーに販売することができるため、彼らは新規ユーザーよりも、有料会員になる可能性が高いので可能性があります。
すでに多くのオーディエンスがいる場合、彼らはあなたがやっていることが好きだから、あなたをフォローしているのです。
人々があなたから何を見たいか、なぜあなたをフォローするのかを尋ねてください。
それがあなたの真正性とビジネスビジョンに合致している限り、彼らが望むものを与えましょう。
サブスクリプションビジネスのマーケティング計画は、実にシンプルです。
視聴回数や他者より「優れた」コンテンツに依存するマネタイズ手法とは異なり、購読者を増やすのはあなた自身です。
人々が購読したくなるような適切なオファーさえあれば、マーケティング対象の人数は関係ありません。
そして、他の人のコンテンツと競争するのとは違い、あなたは常に自分のオファーとマーケティングプランをコントロールすることができるのです。
-今後のインスタグラムのマネタイズの可能性
公式には何も発表されていませんが、InstagramのCEOであるAdam Mosseriは、Instagramのクリエイターのために、将来的にさらなるものが用意されていると述べています。
ある情報筋では、Instagramがアプリ内にNFTマーケットプレイスの創設を検討していることまで明らかにしました。
Instagramが新しいCreator Labを含むクリエイターツールを強化する中、2022年はインスタグラムで様々なマネタイズ機能が提供されることに期待できるかもしれません。
まとめ
インスタグラムのコンテンツを収益化するのに、遅すぎるということはありません。
多くのインフルエンサーやコンテンツが登場する分、広告やブランドもインスタグラムを商品を宣伝する格好の場として捉えていることに間違いはありません。
この機会を生かすのはあなた次第です!ぜひ、今回ご紹介いたしましたマネタイズのヒントを活用してみてくださいね。