SNSマーケティングの活用方法とは?ビジネスでのメリットは

SNSをビジネスに取り入れたいし、うまく運用したいという担当者必見のメリットや成功例をご紹介します。合わせてどのSNSが向いているのかや、注意点についてもお届けします。運用を始めていない場合はもちろんのこと、何となく始めてしまったという場合もぜひ参考にしてください。

 

SNSをビジネスに活用するメリット

SNSをビジネスに活用するメリット

日本国内で何らかのSNSを利用している人は、8,000万人を超え、国民の80%以上になっています。こうした現状を踏まえ、SNSを活用せずにビジネスを行う方が難しくなっていると言えます。

 

やはりこれだけ多くの人が利用しているのですから、無料で認知度を高めることができるというのが最大のメリットです。有料ですが、比較的低料金で広告を出すことができるのも魅力です。

 

また、ビジネスのターゲットとなる年齢層や性別などのデータ収集を行って、マーケティングがしやすくなります。その結果、SNSから直接購買行動を促すことができ、売り上げが上がります。

 

ビジネスに活用しやすいSNSの種類

ビジネスに活用しやすいSNSの種類

令和2年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査|総務省

出展:令和2年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査|総務省

 

総務省の調査によると、主要なSNSはどれも、メインとなる年齢層の利用率が50%に迫っているか超えているという状況で、多数が使用していることがわかります。

 

また、これから先もますます利用者が増えるのではと予想できます。こうしたSNSの中で、ビジネスに利用しやすい種類を特徴別に見ていきます。

 

Facebook

Facebookは30代のユーザーが最も多く、次いで40代となっています。働き盛りのビジネスパーソンが中心と言えます。こうした世代をターゲットとしているビジネスにはおすすめのSNSです。ただ、家族を養う世代でもあるため、財布のひもが固い人が多いとも考えられます。

 

Instagram

10代、20代のユーザーが中心ですが、30代から50代のユーザーも少なくないのが特徴です。写真や動画を投稿するスタイルのSNSなので、活字を読むのが面倒という人にもうまく伝えることができます。リアルタイムのニュース発信などには不向きです。

 

Twitter

20代の利用が突出しています。文字数の制限はありますが、テキストで簡潔に伝えることができるため、バズると社会現象となることもあります。一方で、炎上リスクも高いのが難点です。

 

LINE

コミュニケーションツールとしての利用率が高く、全世代で多くの人が使用しているSNSです。ビジネスでは広告機能を活用することもできますし、1対1のやりとりも可能です。ただ、基本的にオープンスタイルではないため、拡散力は劣ります。

SNSをビジネスに活用する際の注意点

SNSをビジネスに活用する際の注意点

デメリットが目立たず、メリットが圧倒的に多いSNSですが、企業がビジネスで活用する場合には、個人と比較して、特に注意しなければならないことがあります。

 

セキュリティ管理をしっかり行う

IDやパスワードなどのアカウント情報は、担当者限定で管理を行い、その中でも漏洩が無いよう厳重に注意する必要があります。近年アカウントの乗っ取りやなりすましなども増えているので、重大な問題が起こる前に対策をしましょう。

 

運用のルールを決めておく

基本的な投稿回数や内容、マナーなどはもちろんのこと、万が一セキュリティ上の問題が発生した場合や炎上した場合などの対応策も決めておくのがおすすめです。問題が起きた後の対策で、事態がおさまるかさらに悪化するのかが決まると言っても良いでしょう。

 

SNSをビジネスに活用している成功例

SNSをビジネスに活用している成功例

もちろんSNSを活用する前からすでに認知度が高い企業もたくさんありますが、SNSをプラスすることでビジネスに拍車をかけている企業も増えてきました。成功事例をピックアップしてみます。

 

Facebookの成功事例

デンマーク発の雑貨店、フライング・タイガー・コペンハーゲンは、2012年にアジア初となる1号店を日本でオープンしました。当初より、ビジュアル性やデザイン性に優れた雑貨が話題となり、若い女性を中心に人気となりました。新商品やおすすめ商品などの写真を中心に、さらなる年齢層の顧客を獲得しています。

<リンク>

Flying Tiger Copenhagen|Facebook

 

Instagramの成功事例

グローバル展開を推し進めてきた無印良品の人気を支えているのが、インスタグラムと言ってもいいでしょう。おしゃれでシンプルな画像を中心に、統一されたコンセプトでブランディングを行い、世界中のファンを獲得しています。

<リンク>

無印良品|Instagram

 

Twitterの成功事例

ポテトチップスのコイケヤは、ツイッターでこまめな返信が目立ちます。大企業でありながら、しっかりとコメントに目を通し、必要に応じて感謝を述べる姿勢が共感を集めていると言えます。やはり、一方的な運用ではなく、ユーザーと積極的にコミュニケーションを図ることが、ファンを獲得する秘訣となります。

<リンク>

コイケヤ【公式】|Twitter

 

SNS無しのビジネスは考えられない時代に!

どうやったらいいかわからないので、後回しになっているという企業が多いSNSですが、もはややらずにはいられない環境になってしまっています。先に始めた企業や大企業が有利に決まってる、と思いがちですが、やり方によっては集客の大きな力となります。

 

そうは言っても、時間も人手も足りないという場合には、ぜひプロの力を借りてみることをおすすめします。

 

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著者紹介

代表取締役CEO
1985年生まれ。岩手県出身。
SEO/Web広告運用/サイト分析・改善など、Webサイトの運用改善を得意としています。