「もっと売れるアパレルショップにしたい」
「他のショップのようにおしゃれなサイトにしたい」
「ブランドのファンを増やしたいけど何をしたらいいかわからない」
Shopifyでショップを運営しながら上記についてお悩みではないですか。
何をしたらサイトが売れるようになるか分からないと、ショップや商品の良さを伝えられず売上げを伸ばすことも難しくなってしまいます。
この記事では、Shopifyでもっと売れるアパレルショップを作るためには何が必要なのかについて解説していきます。
さらに、売れているショップの参考事例や、使えるデザインテーマのおすすめも紹介していきます。
最後まで読んで頂ければ、売れるショップは何をしているのか、自分のサイトで何をするべきかが理解できるのでぜひ参考にしてください。
Shopifyで売れるアパレルのショップが活用している3つの特徴
Shopifyで売れるアパレルショップを作るためには、Shopifyの特徴である以下のポイントを活用することが必要です。
- デザイン性が高い
- カスタマイズ性が高い
- ファン育成がしやすい
Shopifyはデザインの自由度が高く、デザイナーやサイトの専門知識がない初心者であっても簡単に理想のデザインにできます。
取り扱うブランドや商品の見せ方も、若者向けのかわいいデザインなのか、高級感を出したいのかなど、自由にブランディングができます。
また、Shopifyにはデザインを始め、サイト分析やポイント・クーポンといったキャンペーンなどの機能も自由に追加できます。
アプリをインストールして簡単な設定をするだけなので、自由に理想のサイトが作れるのです。
アプリの中にはSNSと連携できるものも多く、新たなファンを作り育成も可能です。
SNSからの集客はオンラインサイトを運営する上で欠かせないツールです。
Shopifyの特性は、売れるアパレルショップを作るために非常に使えるものが多いので、ぜひ有効に使いましょう。
Shopifyでのアパレルショップの参考事例
Shopifyを使って多くのアパレルショップがオンラインサイトを運営しています。
その中でも、それぞれのショップの特性を活かし、工夫をしているアパレルショップの参考事例を紹介していきます。
WIND AND SEA:Instagramを活用した古着セレクトショップ
※画像引用:WIND AND SEA
■ポイント
- Instagram連携(フィード表示)
- 絞り込みとソートによる検索性
WIND AND SEAはアメリカのヴィンテージ古着などを取り扱うセレクトショップとしてスタートしたアパレルブランドです。
サイトのデザインは、イメージ画像と商品画像をつかったシンプルな設計になっています。
サイトのトップには公式Instagramのフィード投稿が表示されているため、商品画像では伝えきれない着用感やイメージを伝えられます。
また、商品カテゴリや新着順、販売数の多いもの順などのソートが出来るため、ユーザーが欲しい商品を見つけやすい機能が備わっています。
Allbirds:世界的スニーカーショップのユーザーフレンドリー設計
※画像引用:Allbirds
■ポイント
- チャットボット機能の追加
- Shopify POSの活用
Allbirdsは「世界で最も快適なシューズ」と言われる、サンフランシスコ初の有名スニーカーブランドです。
オンラインサイトではスニーカーを並べるだけではなく、
「ランニングしよう」「お出かけしよう」「ごろごろしよう」といったユーザーの使いたいシチュエーションに合わせた提案や、
チャットボットの導入でユーザーにとって使いやすいサポートを整えています。
また、Shopifyで無料提供されているShopify POSを活用し、実店舗で在庫切れしていてもPOS上で在庫があればその場で購入できる仕組みを作っています。
COHINA:SNSを活用したニッチなSサイズ服ショップ
※画像引用:COHINA
■ポイント
- インスタライブ365日配信
- Instagram連携(フィード表示)
- 身長1cm単位の検索可能
COHINAは小柄な女性をターゲットにしたファッションブランドです。
COHINAの施策で最も特徴的なのは、Instagramの活用です。インスタライブを365日配信することで、商品コンセプトを直接ユーザーに伝えています。
サイト上ではInstagramのフィードを表示させ、サイトのコンテンツが常に最新の状態になるようにしています。
また、小柄な女性が服を探しやすいように、身長1cm単位から検索ができ、ターゲットの利便性を徹底的に追求したサイトになっています。
J’aDoRe JUN ONLINE:大手アパレルがShopify移行で決済手段を充実
※画像引用:J’aDoRe JUN ONLINE
■ポイント
- 決済方法が増えて利便性アップ
- 外部アプリ「unisize」のオンラインサイズフィットを導入
アパレルブランドの大手JUNグループが運営するJ’aDoRe JUN ONLINEは、従来のサイトシステムから移行し、新たにShopifyを導入しています。
リニューアルではAmazon payやPayPayなどの決済方法を大幅に増やし、ユーザーにとって利用しやすいサイト環境を整えました。
さらにオンラインのフィッティングサービス「unisize」の外部アプリを導入することで、オンライン上でもより自分の身体のサイズに合った服を選べるようになりました。
店頭での試着と違い、オンラインサイトで服を購入する際の不安を解消し、より店舗に近い体験ができるサイト作りをしています。
土屋鞄製作所:多言語対応で越境ECにチャレンジ
※画像引用:土屋鞄製作所
■ポイント
- 多言語対応
- 他通貨対応
土屋鞄製作所は老舗の革製品ブランドで、Shopifyでオンラインサイトを作っています。
サイトデザインをはじめ運営のすべてを自社内で行っています。
土屋鞄製作所のオンラインサイトで注目する点は、越境ECの取り組みです。
Shopifyのカスタマイズ性を活かし、多言語・多通貨の対応や多数の決済手段があるため、各国のユーザーも合わせた環境を整えられています。
X-girl:豊富な決済対応で海外サイトからも購入可能
※画像引用:X-girl
X-girlは日本でも人気のニューヨーク発女性向けファッションブランドです。
オンラインサイトは現在日本語対応をしておらず、商品の支払いも米ドルのみです。
しかし、日本で使われているクレジットカードが使えます。
日本からでも通常の買い物で使っている決済で、ストレスなくショッピングが楽しめます。
またサイト上では商品のカラーバリエーション表示がされているため、欲しいデザインや色を探しやすくなっています。
Shopifyでアパレルショップにおすすめのテーマ
Shopifyには豊富なデザインテーマが揃っています。中でもアパレルショップでおすすめなものを紹介していきます。
Minimal:商品をすっきりキレイに見せるのにおすすめ
※画像引用:Minimal
■特徴
- 価格:無料
- カラー・レイアウトの種類:Vintage/Fashion/Modem
■機能
- おすすめ商品表示
- 画像ズーム機能
- スライドショー
- 動画表示
Minimalは商品紹介を得意としたテーマです。
複数の商品画像をスライドで表示させる機能では、画像をつかって商品の詳細やブランドイメージを伝えられます。
またマウスを画像上に置くと商品画像が拡大できたり、動画でより商品の詳細を見られたりと、商品画像を効果的に使ってユーザーに商品の良さやコンセプトを伝えられます。
Testament:雑誌感覚で商品を見せるのにおすすめ
※画像引用:Testament
■特徴
- 価格:240米ドル/月
- カラー・レイアウトの種類:Genesis/Exodus/Revelation/Deliverance
■機能
- クイックビュー
- 動画表示
- 画像の拡大
- 画像ギャラリー
Testamentはスタイリッシュなデザインを得意としたデザインテンプレートです。
クイックビュー機能は商品詳細をポップアップで表示するので、ユーザーは雑誌や商品カタログを見ているようにサイトを楽しめます。
また、ユーザーにより商品の詳細やイメージを理解してもらうために、動画の表示も可能です。
商品画像や動画を活用することで、ユーザーはより楽しみながらサイトで商品を見られます。
Impulse:検索の強化におすすめ
※画像引用:Impulse
■特徴
- 価格:310米ドル/月
- カラー・レイアウトの種類:Modern/Clean/Bold
■機能
- 製品のフィルタリング・ソート
- おすすめ商品の表示
- サイズチャート
- おすすめ商品
Impulseはサイトの検索機能を高めるテーマです。複数の条件での絞り込みや、商品カテゴリで絞り込みできるので、
商品数やカテゴリが多くてもユーザーが欲しい商品が見つけやすくなっています。
サイトにプロモーションバナーやポップアップ表示といった販促の機能も充実しているので、見やすく分かりやすいサイトデザインを作れます。
Prestige:ハイブランドにおすすめ
※画像引用:Prestige
■特徴
- 価格:300米ドル/月
- カラー・レイアウトの種類:Allure/Couture/Vogue
■機能
- 高解像度画像
- 画像のロールオーバー
- 画像ズーム
- プロモーションポップアップ
Prestigeはハイブランドのブランドイメージを表現するのに適したテーマです。
高解像度の画像をつかってサイトを作れるので、イメージ画像や高品質な商品画像で世界観や詳細をユーザーに伝えられます。
商品画像の表示も大きく見せられるため、たくさんの商品を並べるよりも高級感を出せ、商品の細部も見せられるのです。
まとめ
世界中で多くのアパレルショップがShopifyを使ってオンラインサイトを運営しています。
それぞれのショップが自身のブランドのターゲットや商品の見せ方、集客の仕方などデザインや機能を使って工夫をしています。
Shopifyでは簡単に機能をカスタマイズできるので、集客・プロモーション・購買率をあげるデザインなど、あらゆるチャレンジができます。
ぜひ自身のサイトの課題を解決し、売れるショップを作ってください。