Facebookを運用している、また、これから始めようとしている企業担当者の方が、試行錯誤ではなく手っ取り早く運用できるよう、最適な画像サイズをまとめました。広告に必要な画像についても、合わせて参考にしてください。
CONTENTS
Facebookページで画像が使える箇所
Facebookで画像を使う部分はそれほど多くありませんが、それぞれの画像の持つ意味や作り方を見ていきます。
カバー
Facebookでトップページとも言えるプロフィールページには、上部に横長のカバー画像があります。ホームページなどではタイトル画像などが入れられている場所なので、大変重要な意味を持ちます。
企業やショップのFacebookページであれば、カバー画像はよく検討して、ユーザーに興味を持ってもらえるようなものにしましょう。
プロフィール
Facebook内で、カバー画像と合わせて重要になるのがプロフィール画像です。カバー画像と違って、投稿のたびに表示されるので、むしろユーザーの目に触れやすいです。
こちらは円形で、個人であれば顔が一般的ですが、企業やショップであれば、イメージをうまく伝える画像を使うようにしたいです。
投稿
投稿の際に画像を使う場合も、やみくもに行うのではなく、内容とサイズを確認して最適化していきましょう。美しい画像は、それだけでシェアされやすくなります。
イベントページのカバー
イベントページで上部にカバー画像を入れることで、イベントの内容やイメージを瞬時に伝えることができます。ただし、PCから操作を行って追加する必要があります。
Facebookの推奨画像サイズ
Facebookでは、ユーザーの使用端末などに応じて最適な画像サイズに自動調整されるようになっていますが、推奨サイズを念頭に置いて作成を行うと効率的です。
Facebookのカバー画像サイズ
Facebook公式のヘルプセンターでは、横幅851ピクセルx高さ315ピクセルが推奨サイズとされています。ただ、実際の画像サイズ以外にも、データ容量やファイル形式に気を付ける必要があります。
重い画像はどんなサイトでも読み込みが遅くなるため、ユーザビリティが下がります。Facebookでは、「100KB未満のsRGB JPGファイル」が読み込み時間を短くすると提示しています。
Facebookのプロフィール画像サイズ
一方、Facebookのプロフィール画像は、特に推奨サイズは明記されていませんが、表示サイズはPCだと縦横170ピクセルの正方形、スマホだと縦横128ピクセルの正方形です。この正方形の写真を円形に切り抜いた形で表示されます。
プロフィール画像を設定する際、円形が表示されて移動することができるので、少し大きめに作成しておいて、うまく切り抜けるようにしましょう。
Facebookの投稿画像サイズ
投稿時の写真サイズについても自動で調整されるため、特に推奨はありませんが、横幅2048ピクセルにおさまるサイズにする必要はあります。
1枚だけ投稿する場合は、アスペクト比に応じて表示のされ方が変わってきます。スマホで見ることを前提にすると、縦長写真の方が画面占有率が高くなります。テキストよりも写真を目立たせたい時は、9:16の縦長がおすすめです。
逆に、写真は上部に横長におさめ、テキストも読んでもらいたいという時は、1.91:1のアスペクト比がおすすめです。
Facebookイベントページのカバー画像サイズ
イベントページのカバー画像は、1.91:1のアスペクト比で1200x628ピクセルが推奨サイズです。一度追加すると後からサイズ変更ができない仕様になっているため、注意してください。
Facebook広告の画像サイズ
まず、すべてのFacebook広告で、画像サイズの容量は30MBまでとされています。ファイル形式はJPGまたはPNGです。この条件化、さらに広告表示箇所によって推奨サイズが異なるので、主な表示箇所ごとに細かく見ていきます。
Facebookフィード
ユーザーがフィードをスクロールしている際に表示される広告です。1:1の正方形で1080×1080ピクセルが推奨サイズです。
Facebook Marketplace
Marketplaceを閲覧しているユーザーに表示される広告です。こちらも1:1の正方形で1080x1080ピクセルが推奨サイズです。
Facebook右側
パソコンでFacebookを利用しているユーザー限定で、右側に表示される広告です。アスペクト比は1.91:1で、1200x628ピクセルが推奨サイズです。
Facebookストーリーズ
ストーリーズ画面で表示される縦長の広告です。アスペクト比は9:16で1080x1920ピクセルが推奨サイズです。
Facebookの最適な画像サイズはPCとスマホで異なるので注意!
Facebookのユーザーは、圧倒的にスマホを使うことが多くなっていますが、企業で運用している場合には、画像を編集して追加する際にPCを使用するケースもあるでしょう。
せっかく作成した画像が、途切れるなどしてうまく表示されなければ、意味がありません。スマホユーザー中心に画像を最適化させたい場合には、スマホ画面でどう見えるか必ず確認したいです。
こうした細かい配慮を重ねていく時間もないし、うまく運用する自信が無いという場合には、プロに任せる方法もおすすめです。